マレーシアに来るなら狂犬病の予防接種を打とう
こんにちは!
マレーシアの大学に留学しているドドドパンダと言います
マレーシアではとにかく野良犬と野良猫が多いです
そこで今回の記事ではマレーシアの狂犬病について
自分が野良犬に追われた経験談も踏まえて
書いていきたいと思います
まず狂犬病とは?
狂犬病は名前から見て犬からかかる病気だと思われています
ですが狂犬病は犬のみならず猫、コウモリ、キツネなどの
大体の哺乳類から噛まれたり、引っ搔かれたり、傷をなめられたりなどの
行為で媒介して感染し一度発病するとほぼ100%で死に至る恐ろしい疾患です
日本では1957年以降国内において発生していないので珍しい病気かも
しれませんがマレーシアやタイなど東南アジアの国々では現在でも見られる病気です
最新の情報で(2020/10/23現在)マレーシアでは
サラワク州に住む女性が狂犬病が原因で死亡
2020年に入って既に4件もの狂犬病の症例がサラワク州で発生しています
野良犬に遭遇したら?
これは野良犬に追われた自分の経験から言わせてもらうと
極力彼らに遭遇したらパニックにならず冷静に対応してください
絶対!絶対!彼らに背を向けて逃げるように走ってはいけませんよ!
犬の習性か何か知らないけど追いかけてきます!!!噛みついて来ようとします!怖いわ!!!!!
できるだけ冷静に対応してください
大きな音を出したりもし物を持っていたら振り回して自分が強いのだと威嚇してください
もし犬が怯んだらその間に背を向けて走らずその場から離れるのが一番です
私はリュックサックを振り回して手で大きな音を出しながらシッシッと声を出しながら場を離れました
食べ物を持っていたら彼らに投げてみるのもいいでしょう
野良犬たちが餌を食べている間に逃げてください
もし噛まれたら?
もし野良犬に噛まれたら時間の問題になってきます噛まれたら
すぐに噛まれた部位をせっけんで洗い流してその日中にお近くの狂犬病ワクチンがある病院にまで行くことが重要です これをかまれたけどめんどくさいな~とか後で行くか~と思ったら死にます
何故なら狂犬病は発病したらほぼ致死率100%です
忘れないようにしましょう
咬まれた後のワクチン接種は6回 (初回接種、3日後、7日後、14日後、30日後、90日後) 必要となります。(ワクチンの種類により異なる場合あり)
ここで面倒だからと途中でやめてしまって死亡したケースもあります。絶対に!途中でやめないで必ず6回のワクチンを全て接種してください
注意点
噛まれた部位は
止血を試したり噛まれた傷口を口で吸いだそうとしないでください
破傷風の予防接種を受けていない方は狂犬病のワクチンと共に受けること。
狂犬病を事前に防ぐための対策1
まず大前提で狂犬病の予防接種を行ってください
初回約1か月後に2回目その後6~12か月後に3回目の計3回接種です
効力の期間は永遠ではなく大体1年~3年です。ヤベッ!!もう3年過ぎてるじゃん!という方はもう一度接種することがおすすめです。
マレーシアに渡航予定でどこで受ければいいんだー!!!!??という方は
検疫所のホームページから近くの予防接種できる機関を調べることが
できます
狂犬病を防ぐための対策2
予防接種以外で狂犬病を防ぐ対策は動物に触らないことです!!!!ノータッチ!
日本人の傾向として猫ちゃんやワンちゃんを見ると
なでようとしたり、手で餌をあげようとして手を出しますが
超危ないです!たとえ動物がどんなに可愛くても
自分の命が惜しいならしないことが賢明です
狂犬病を防ぐための対策その3
むやみに動物に近づかないことです!!!!
特に犬
よだれ垂らして群れで行動してる犬に
面白半分で近づいたら犬たちに普通に囲まれて終わりです
犬以外でもリスや猿、猫などに面白半分で近づくのはやめましょう
最悪狂犬病にかからないためであれば
道を歩いていて遠くで動物を見つけたら違うルートを回るのもアリだと思います
それと狂犬病が疑われる動物に噛まれた人物の40%は15歳未満の子どもというデータがあります。外にいる場合はお子様がむやみに動物に近づかないよう注意が必要です。
今回の記事はここまでとなります
本当に狂犬病は名前のごとく発病したら狂ってしまう恐ろしい病気なので
是非予防接種はしておきましょう
どんなかわいい猫ちゃんや犬ちゃんでも狂犬病の病菌を持ってるとは限らないので....